「……はい、この話はおしまい。 ……銀も納得したでしょ? …一番大変なのは、女の子なんだから」 ぽんぽんと私の頭を撫でながら言う。 「名前…お前、いい加減に顔見せろ」 私を指差しながら言う銀さん。 うん、来ると思ってたよこの展開。 どうにかならないかな…。 とりあえず、下向いたまま首を横に振る。 「ああ? こっち向けよ」 ひっ! 「はっ、はい」 怖いよっ。 思わず上向いちゃった…。 「…」 「…カラコン?」