「どうしたの?林弥。呪文みたいなの唱えて。」 「……瑠衣の笑顔瑠衣の笑顔瑠衣の笑顔…」 こうでもしないと俺の心折れちゃうから。 ほら、ガラスのハートだから、俺。 「ところで、華宮さんは何を悩んでるの?」 良香が尋ねる。