おかしな可笑しな営業部



仕方ない。奥の手だ。


おふくろの水着エプロン姿…水着エプロン姿…




オエ……




スッと手が離された。




「顔色悪い。どうしたの?」




「いや………ちょっと…魔界の入り口に突入しちゃって…」




「?」




良香は体調の悪い時だけは優しくなる。


それは俺のおふくろに"しっかり見てあげて"と頼まれているからだ。


本当におふくろには忠実だよ、彼女は。