「良香ちゃん程の人ならモテるでしょう?」 「………そんなことありません。」 段々良香の顔が曇っていく。 「じゃあ好きな人ができたら教えてね? 良香ちゃんが好きになる人はきっと素敵な人なんだろうな…」 良香のフォークを持つ手が震えていた。