「大丈夫だよ。男の俺がつけてるんだし。…まぁ、嫌いな俺がつけてるのは不愉快だろうけどさ、」 「それは…「良いよ。言わなくて。」 聞いたら、今度は無様な姿をさらすことになってしまう。 この近くに海はないから。 だけど、 「俺、華宮さんに好いてもらえる男になれるよう頑張るよ。」 今は大嫌いでも。 いつかきっと……