近藤さんは、
「じゃあ、次は竹刀だけで、
勝負してもらっていいかな?涼村くん」
と言ってきたが、
土方は、「腰が…」ってうめいとるし、
誰とやるんだよ??
まさかの総司か…
「あの、じゃあ、この人が相手か?」
「うん、そうだ。総司とやってくれ。」
まさに、光栄に思うよ。
審判は、近藤さんで怪我人が土方。
合図と共に刀のぶつかり合いが始まった。
いまの総司の顔つきは、本気だな。うん。
じゃあ、勝てるかも。
「余裕だね。」
総司が言うが無視して、力をあんまり出さずに
いとこう。
よしっ!!そろそろ壁だ。
力を入れて、弾き返し壁を蹴り、後に回り
一本決めた。
「終り!!」の合図と共に脱力して、
座り込んだ。
そして、土方のうめき声を聞きつつ、土方の部屋に
着いた。
「一番隊に行ってくれ。」
近藤さんは、そういった。
総司と一緒だな。
やだな。
「寝る所は??」
「部下が寝てる所と一緒だ。」
えっ…、女がそこは無理っすよ。
「あの、女なんすけど…、一応。」

