早めに学校に着いたから
あまり人は多くなく


クラスを確認してから
教室に向かった



1階の真ん中が
あたしのクラスの4組



意外と下駄箱から近くて
迷うことなく着いた


ドアを開けて教室に
入ると3人の人が居た。



「あ!女の子だっ」

そう言うと後ろの席に居た
女の子が小走りで寄ってきた。



「おはよう!今日から
同じクラスの橋口梨子
です!よろしくね」


「おはよう
斎藤柚那ですよろしく」



橋口梨子
肩まで伸びた栗色の髪
ぱっちり二重の可愛い子


―あっあたしこの子と
親友になるな―


あたしは直感でそう思った。