トイレから出て追いつかなきゃと すこし急ぎ足で進むと 少し先に人影があった。 「お!きたきた んじゃ行こっか?」 「えっ?まっててくれたの?」 「まーね!途中でまた体調 悪くなったら大変だなって 思ったからね。 って本当は俺もトイレ行ってた んだけどねーー」 「ありがとう」 「いやいやだから俺も トイレだってばーー んまっ行こっ!早く みんなに追いつかなきゃ」 あたしはそうだねっと行って また少し急ぎ足で山を降りた。