おかえりーと声を掛けて 振り向くと少し髪が濡れた 侑が居た。 ・・・どきっ・ 「ただいま。はやいな」 「うっうん。のぼせないように はやく上がってきた」 「そっか。あ これ飲むか?」 侑は手にビニールを持っていて なかには6本のジュースが 入っていた。 「ゆずはりんごだよな。」 そう言うとりんごのジュース を渡してきた。 私がりんごすきって言ったの 覚えててくれたんだ。 嬉しくなって貰ったジュースに 口をつけた。