好きの返事はいつもばーか!




「あーー…
俺結構人見知りでさ
初対面だと態度悪いんだよな

てかなんで俺フルネーム?」


木崎侑晴はおかしそうに笑ってた。



「だって!木崎侑晴最初の態度
最悪だったから君つけるの
もったいないなーって思ったの」



「ふっ お前それ本人に言うのかよ
遠慮ねーな。
ま、面白いけどな。」



木崎侑晴はまた笑ってた。




今日はなんか不思議。
早起きは三文の得ってやつ?


あの木崎侑晴がこんなに笑ってる。



「侑でいーよ。」



「えっ?」



「だから!ゆうって呼べよ!
木崎侑晴だと長いだろ」


「あ!じゃぁあたしもゆずでいいよ
お前ってなんか嫌だし」



「ん。わかった」


木崎侑せ・・・
じゃなかった。

ゆうと話してるとバスも来て
二人で乗り込んだ。



今日は1本早かったからか
バスもすいていて座ることが出来た。