次の日は体調もよかったけど
ママが心配するから車で
送ってもらった。
学校に着くと梨子達がもう来ていた。
「おはよう。昨日は本当に
ありがとうね!もう大丈夫だから
心配しないでっ」
梨子に笑いかけると梨子も
安心したように笑ってくれた。
あたしの隣の席を見ると
誰も居なかった。
「あれ?木崎侑晴は?」
「あー侑晴?朝迎えに行ったら
先に行ってーーて言われて
置いてきたーー!そういえば
まだ来てないね」
梨子と涼君と木崎侑晴は
お隣とお向いの幼馴染。
普段は3人で自転車で
来ているんだけど・・・
今日は木崎侑晴が別だった
みたいね。
