「てかさーお節介って
侑起こして貰ってその
態度はゆずちゃんに失礼やって
ちゃんとお礼言ったん?」
「ああ」
え?あれちゃんとした
お礼なの?ありえない
「へぇーため息ついて
『どーも』があんたは
ちゃんとしたお礼なんだ!」
あたしは睨みながら
木崎侑晴に言った。
「は?お前そんな言い方
したのかよっ!おいちゃんと
お礼しろって」
「だってこいつ起こし方
乱暴なんだよっ」
「馬鹿!お前はちょっとや
そっとじゃ起きないだろうが
どうせ声かけられても
お前が起きなかったんだろ」
そー!そのとおりだよ涼くん
あたしは心の中で涼君に
拍手を送った
