この感情を貴方は拒むだろうから言わないけど。



ごめんね、こんな特別な感情を持ってしまって。



でももう止められなかったの。



貴は、もう会うことをやめよう、と言った。



私はそれに従うしかなかったけど、でも嫌よ。



ほんとはね。




いつものように、貴は私をタクシーに乗せて見送ってくれた。



さよなら、貴。



私はもう光に戻る。



闇はもう望まない。