私が聞いた貴の闇は、きっと貴だから抱える闇だったんだ。



やっぱり貴は貴い人。



犯人を責めずに自分を責める。


そんなことするのは貴だけ、きっと。



そう思えるほど家族を愛していたということ。



もう責任を背負う必要はないのに。



私は貴に救われたのに。



自分の家族を一生懸命に守り抜くことを学んだの。



貴、愛しいよ。



貴方が愛しい。