俺はそれからしっかりと更正した。



不良とつるんでたとはいえ、タバコだってやってないし酒だって飲んでない。



ただ繁華街に行けば現実逃避出来た。



あいつらは、事情を分かっていて俺が現れなくなっても何も言わなかった。



ほんとは皆まともなくせに。



当時中二。



今になっても俺はその闇に捕われたまま。



俺にはもう、謝ることすら出来ないのだから。