俺は不良の奴らとつるむようになる。 夜にはそいつらと過ごす。 親は懲りずに叱る。 俺は客観的に親ってものは愚かで馬鹿なものとして見ていた。 別に構って欲しくてそっちの道に行ったわけじゃない。 藍と同じ。 平凡すぎるこの世の中にうんざりしただけ。 たったそれだけ。 だけどある日、そんなことを考える俺の方が愚かで馬鹿だったんだと知った。 俺の罪。