文化祭が始まり・・・



惺來のクラスにも続々とお客さんがやってきた



「ご注文は以上で宜しいでしょうか?」



頬を紅色に染めながら、惺來は自身の仕事をこなしていた



「かしこまりました。暫くお待ちください



・・・ご、ごしゅじんさま///」



どうも『ご主人様』と言うのを躊躇ってしまう



『ご主人様』という言葉そのものを受け付けない



頑張れ、頑張るのよ私!



なんて言い聞かせながら再び注文を聞きに向かった






 
 
 
 
「なな、さっきの子めちゃくちゃ可愛くね!?」



「ああ!ダントツだな!」



「後で写真撮らせてもらえないかな?」



なんて言葉が男性客の中で飛び交う