「宝城院。他の皆はどうしたんだんだ?」 「さぁ?多分夢の中です。」 「??」 私は一人席についていた。 しばらくすると・・・ 「遅くなりました・・・。」 疲れきった声をあげ、さわやかスマイルこと、草凪隼人と、その他のクラスメイト達が教室に入ってきた。 「遅いぞ!何をやっていたんだ!」 「寝てました・・・、車の中で・・・。」 「草凪と神崎と運転手が俺達を起こしてくれたんです・・・」 「まぁ、いい。早く席につけ。」 「はーい。」 全員が席に着くと先生はため息をつき、授業を始めた。