砂糖のような甘い恋をして



「初めから座っていたのは、佐藤と裕馬だけか。」


「先生。それがどーしたの?」


と、あかりが興味なさそうに頬杖ついて質問する。


「2人には特典として自分がなりたい人となっていいぞ!!」


「え「えぇーーー!?」


俺の声を遮るようにあかりが叫ぶ。