「今日、もう疲れちゃったよ」

痛んだ足を触りながら言った。

「弱いなー」

歩は平気そうにして笑う。

「そりゃあ、私女の子だもん!」

「えっ、そうでしたっけ?」

「そうだよ!」


・・・女の子だし、一応。