あなたと共に…〜約束を果たす時〜

「もう鈴〜

びっくりしちゃうしょ〜」



「プッ…。

お前そこまでひどくないから

気にすんなよ」


「そうそう。

奏太がいいって言うから

いいんだよ。」



そんな事を言いながら

三人はフォローしてくれたけど…




「…鈴?」




今のあたしには

どの言葉も耳に入ってなかった。


それより

あの教師が

最後に見せた笑顔が

頭あら離れなくて


ぼんやりしてた。