「今更だけど、私は森川ゆい!ゆいって呼んでね?」



「俺は吉田春樹。好きによんd「はるちゃーーーーーん!!」


吉田くんが言い終わる前に

入り口から声が聞こえてきた。


その声の主は吉田くんに抱きついた。


「うわあああああああああん!はるちゃんとクラスが離れるなんて!」



「抱きつくなってずっと言ってんだろ!勘違いされたらどう責任取ってくれるんだよ!?」


そんな2人のやりとりを私は

ただ呆然と見ていた。