「ねえ、澪」
「んなに欲しいなら、行く前に買ってけよ」
「...そだな。そーするわ」
「澪ってば！！！」
「...あ？」
目線を上に上げると、目の周りを真っ黒にし、不自然なくらい頬がピンク色な...
ケバイ女が仁王立ちで俺達を見下ろしていた。
オイオイ、女がそんな顔して立ってんなよ～。
まぢ萎える。
いや性欲とかどうのこうのぢゃなくて、人として萎える。
...てかさ。
お前、誰？
「澪！何で今更関係を切るの！？」
あぁ...俺の沢山いた関係の内の1人だった人ね。
顔も覚えてねぇわ。
てか冷静に考えれば、俺趣味悪すぎね？
こんなケバイ奴を抱いてたかと思うと鳥肌が...
「何でもいいぢゃん。」
