「あたし、帰るね」 思えば、ずっと海里のベットに寝ていて、今も座っている。 海里は、カッコいいからきっと彼女もいる。 迷惑になる。 「また、死にに行くの?」 「関係、ないじゃん」 「・・・ここに住まない?」 なんで? 海里の誘いに、疑問を隠せない。 「めぐの事、俺が死なせない」