「めぐはさ、なんで海にいたの?」


「・・・死のうとしたから」



あたしはのあだ名は、『めぐ』になった。



「死ぬって、なんで」



「その「なんで」は、死ぬ理由を聞いてるの?それとも、なんであの海なのかでなのか」



「場所かなー」



「・・・あそこは、1番綺麗な思い出があるから」



思い出に、綺麗も汚いもないって思われるかもしれない。


でも、やっぱりあの海の思い出が1番綺麗なんだ。




「昨日、泳いでたらめぐが流れてきたから、ビックリ!」




海里は、夜の海で泳いだり、サーフィンしたり。


とりあえず、海が好きなんだそうだ。