「えっ！ごめんはるな！！
泣かせるつもりぢゃなかったんだ」
「栞奈ちゃんは悪くないよ！
勝手に涙出てくるよ～・・・。」
泣き出す私を栞奈ちゃんは
困ったように見つめながら
優しく頭を撫でてくれた
「まだ彼女がいるって
決まった訳ぢゃないし大丈夫だよ！」
「うん、ありがと栞奈ちゃん！」
「でも、ぐずぐずしてると
誰かにとられちゃうぞ～」
栞奈ちゃんはニヤッと笑った
「栞奈ちゃんひどいよーう；；」
「ごめんごめん、冗談よ」
でも、栞奈ちゃんの言う通りかもしれない
あんなに格好良かったら
今彼女がいなくても
すぐに
できてしまうかもしれない・・・
そんなの・・・
絶対にいやだ・・・
後悔だけはしたくない。
