なぁ俺にせーへん?





   ついにきてしまった・・・



   私は放課後
   先輩を屋上へ呼び出した


   ちゃんと来てくれるかなぁ・・・




   ガチャ・・・


   屋上の扉が開く音がした



   私は後ろを振り返った



   「あ・・・先輩」



   「こんにちは、手紙くれた子かな?」


   「は、はい」


   先輩は優しく笑っていた


   「君は、たしかはるなちゃんだよね?」


   「はいっ!」


   先輩が私の名前を知っててくれた!


   早く伝えたいのに
   心臓がうるさくて上手く話せない


   よしっ伝えよう・・・