マンションの下まで送ってもらった後、誠也は私の頭を撫でて帰って行った。 「ごめんな。」と、何度も謝りながら帰って行った。 強く繋がれた手が離れた瞬間初めて泣きそうになった。 もう子供じゃない。 私は取り返しのつかない程、誠也に惚れてる。 だけど、誠也には守らないといけない家族があって。 どんなに頑張ったって私が一番になれる事は無くて。 わからない。 どうすればいいの? お願い、嘘だと言って。