だけど、今の時間はもう2時前。 寝てるかな。 迷惑かな。 他のお客さんには特に気にもかけない事を色々考えながら、送信ボタンを押した。 ふぅ…と大きな溜め息をつき、ようやく部屋の冷えた空気に気が付く。 そして、暖房をつけてコートを脱ぐ。 「お風呂は朝入ろう。」 今日は、やけに独り言が多い。 一体どうしたのか。 メイク落としを手を取りゆっくり右目のメイクを拭き取り始めた時であった。 「え!」 部屋中に響いたメール着信音に、私の体は跳ね上がる。