息をきらして話しかけてきた桐島さんに私は言った。


「そうですけど…
手紙にも書きましたけど、私はお付き合いできません。
ごめんなさい。」


そしてそのまま私は立ち去った…。


桐島さんは何か言いたそうだったけど…


何を言われるか怖くて…私は振り向くこともせず、足早に帰った。