………告白…ねえ。
私が、シロに。
あり得ないわ、と思ったけれど、このままじゃ柳田さんに先を越される、と気づいて、さらにため息が出た。
…今まで、シロにいちばん近い女の子は自分だ、なんて、思ってた。
でもそれは、自惚れだったのよね。
偶然、今まで柳田さんのような女の子が現れなかったというだけで。
シロは、柳田さんのことをどう思っているのかしら。
好き…なのかしら。
もしそうだとして、私はどうするんだろう。
…また、邪魔をするの……?
そこまで考えて、途端に怖くなった。
知らないうちに、大好きな人が誰かに奪られてて。
気づいたときにはもう、遅くて。
大好きな人と誰かが、自分から離れて仲良くなっていくのを、眺めてるだけ。
…すごくすごく怖いわ、それ。
ぎゅっと唇を噛んだとき、突然玄関の鍵が、外から開けられる音がした。
…親が、帰ってきた?
いいえ、まだそんな時間じゃないわ。
なら、もう……
「美愛子」
うちの合鍵を持ってる、シロしかいないじゃない。



