モノクロ*メランコリック



『…どうして、彼女作らないの?』


そんなささいな言葉から、だったけれど。

それでも私、逃したくないから。

変でも、上等。


……シロ、シロ。


道のりは、ほとほと長いかもしれないけど。

諦めたくないわ。


私、あなたのお姫様になりたいの。






『彼のお姫様になるために、頑張る』


そう決めたは、いいけど。


「…で、具体的に何をどうするの」


帰り道、一応りさに決意表明をしてみたら、呆れた目で返された。

「…………」

ちょっと考えてみるけど、いい案なんて思いつかない。

良くも悪くも幼馴染。

私が可愛いことなんてシロはわかっているし、私が本当はものすごくわがままなことも知ってる。

…今更、どうしろっていうのかしら。