モノクロ*メランコリック



「今度さ、俺らと一緒に遊ぼーよ。美味いスイーツの店知ってるんだけど、男だけじゃ行きにくいんだよね。一緒に行ってくんねえ?」

「……私はいいけど……」

そういいながら、ちら、とりさのほうを見つめる。

私と違って愛想を振りまいたりしない彼女は、正直にフイ、と顔をそらした。

それを見て、笹原くんが「りさちゃんはダメかぁ」と苦笑いを浮かべた。


……実は私も、あんまり乗り気じゃなかったりして。

だってついさっき、シロのことで頑張るって思ったばかりなのに。

少しだけ視線を横にそらすと、まだ喋ってるシロと柳田さんが見える。

…….どうせ、こちらの会話なんて聞こえてすらないのだろうけど。

てゆーか、聞こうとすら思っていないわよね、シロは。


心の中で、小さくため息をつく。

すると、笹原くんがガシッと肩をつかんできた。


「じゃあさっ、ミアちゃんだけでも!なんか食いたいもんある?好きなスイーツとか、教えてよ」


ええっ、私だけ?

笹原くんの後ろには、こちらへ期待の眼差しを送ってくる、数人の男子達がいる。