…こういうとき、よく流れに身を任せてしまうのよね。
まぁ、いいの。
頑張って飲むから。
「ありがとう」
「ん」
さっきから、隣のりさのイライラが背中へ痛いほど伝わってきて辛い。てゆーか痛いわよ。イライラに痛みが伴うなんて聞いてないわよ。
「あ、そーいえばさっ」
話がひと段落ついたかな…と一瞬ホッとしたけど、すぐに違う話題を出されてしまった。
ヤバイわ、りさが『話を早く終わらせろ』と背中へ命令してくるのだけれど。怖い。
私もまだ購買で買ったパンを食べていないし、そろそろ空腹が限界よ、笹原くん。
「な…なぁに?」
近くでまだ、シロと柳田さん達が話してるのがわかる。
私はそちらへ意識を向けながら、首をかしげた。
笹原くんは、屈託のない笑顔で口を開く。



