モノクロ*メランコリック



…なんだかもう、面白すぎだ。

こんなことしてくるなんて、たぶんりさにも予想できなかったんじゃないか。

ほんと、何をしでかすかわからない。


…帰ろう、と思った。


俺だって、美愛子に伝えたいことがある。



「…君じゃ、美愛子は手に負えないよ」


そう言うと、笹原くんは驚いたように俺を見た。


…あんなにわがままで、アホで、突拍子もない子。

俺以外、面倒見れる男なんか、そうそういない。


たぶんそのときの俺は、自分でも引くくらい、ニッコリと笑っていたと思う。



「美愛子の彼氏になりたいんなら、それこそ犬にでもなる覚悟がなきゃね」







それから私はりさと合流して、軽く模擬店を回った。


着替えないの?と言われたけど、もう少し白雪姫でいたかったから、そのままで校内を歩いた。