今にも噛みつきそうな勢いで、威嚇する。
私が本当に猫なら、尻尾を逆立ててるところよ。シャーって言ってるわよ!
予想外だったのか、男子達は私を見て困惑している。
…私をその辺の女の子と同じだと思ったら、大間違いよ。
気に入らないナンパをひとりで追い払えるくらいには、強い女なんだから、私は!!
「大体あんた達、やり方が卑怯なのよ!弟や彼女を人質にしようなんて、恥ずかしくないの!?」
ビシィと男どもに人差し指を向ける。
彼らは私の言葉に、「うっ」と顔をしかめながらも、もはや開き直って「だからなんだよ」と言ってきた。
態度だけ一人前に悪役気取ってんじゃないわよー!!



