モノクロ*メランコリック



「……ごちそうさま」


台所で使った食器を洗い終わると、シロはそれだけ言って、私の家を出た。

私は「うん」と返事をしながら、以前のりさの言葉を思い出していた。


『本当に真白とこれ以上の関係になりたいなら…』


……なりたい、なら。



「告、白」



…するしか、ない。

私はぎゅっと手のひらを握りしめて、しばらく空になった皿を前に、ぼうっと席に座っていた。







翌朝、靴箱でりさと会った。

当然、昨日のことを話しながら教室へ向かう。

周りのひとに怪しまれないように、ひとつひとつの単語をごまかしながら。



「それで私、告おうと思うんだ」



ぐっと手のひらを握りしめて、言う。

『いう』をちゃんと『告白』という意味で受け取ってくれたりさは、目を見開いた。