私が愛した暴走族




「行ってきまー........す?」

「どっか行くのか?」



「げ!!!!」


バタンっっ!!!!


私は思いきり玄関を閉めた。




玄関の外に変な人がいたから。


あれは紛れもなく輝君だ。



「な、なんでまだいるのぉ~.....」



すると、お母さんが「どうしたの?」と玄関まで来た。



「そとに輝君がいるの」




「ちょうどいいじゃん。送ってもらえば?」



お母さんはニコと笑顔を見せたあと、



また、リビングに戻ってしまった。