私が愛した暴走族





そこから15分くらい来て家が見えてきた。




「!!」



やっぱりいた。


さっきの単車だ。



私んちの周りに同じ中学校の子の家が無くて
本当に良かった。




「おぅ、菜々おかえり」



「た、ただいま」



怖いよぉ。


たぶん私今涙目だと思う。




「菜々も一緒に話そうよ!」



「菜々ちゃーん!!」




げ!!!

誰だよ!!


「菜々ちゃん可愛いねー!!」