「蓮…私のこと好き?」


「…ほぇ!?」

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今日は晴天、昨日の雨が嘘のようだ。


嫌。嘘だったのかもしれない…



「れーん!おっはよー」


そう言って私に飛びついて来たのは私の友達[吹原沙季(ふくはらさき)]

「おはよう、沙季」


あ、私の名前は[坂岡蓮花(さかおかれんか)]あだ名は蓮。高校一年生


後、言っといたほうがいいことは【腐女子】ってことかな。


「ねー!蓮、昨日のアニメ見た!?」


「当たり前じゃん!」

「さすがっ!!!!!!外さないね~」

「沙季もどうせ見たんでしょ」

「まぁね」


毎日私の学校生活はココから始まる。



沙季か他の友達としゃべって教室に行く。その友達って言うのもほとんどがオタクか腐女子。
他にも友達は居るけど、朝こうやってしゃべりながら教室まで行く友達はオタクか腐女子。


「ねー昨日のアニメの王子のセリフ萌えたよねー」


「え?どこ?」

「えぇ!!蓮が昨日の萌えゼリフ忘れたの!?」

「嫌~…ちょっと考え事してて…」

「どうした?悩みか?」

「えっと…聞いてくれる?」