俺は幸か不幸か運命の相手を見つけてしまった。 俺は彼女を吸血したいという欲求に耐えられるのだろうか。 血を欲し、彼女を探し回るのではないか。 そんなことはしたくない。 彼女を大切にしたい、失いたくない。 ”存在する”ことはこんなに苦しみを伴う。 だからいっそ、殺して欲しいんだ。