【笹川 凜華】
いつの間にか朝。
学校に行かなくては…
30分ぐらいで準備は終わり、母と亡き父に
「行ってきます。」
といってでた。
友達の麻琴は、待っててくれた。
「モテモテのあんたが寝坊ねぇ~」
「関係ねぇだろ」
確かに、自分で言うのはあれだが、
こんなに口が悪いのにモテている。
麻琴が言うには、外見しか見てないのよ。
と言ってた。
学校について、自分の教室2年3組についた。
自分の机の中をふと、みたら…
やはり、手紙が…
誰からだよ…
手紙の隅っこに『爽馬』とかいてあった。
でも、思い出せねぇ…
どいつだっけ…
あっ!!アイツだ…
サッカー部のキャプテンか…
隣の2年2組にすぐさまいった。
「おい!!爽馬!!」
と言ったら、返事が来ると思ったのか、
「何??」
って、機嫌良く言って来た。
「無理」
っと言って、手紙を返して
教室に帰った。
直後にチャイムが鳴った。