【笹川 凜華】

どうやら気付いて、こっちに来てる。

近くに来ると同じ年くらいの双子の死神だとわかった。

「おい、お前俺たち見えてるのか??」

不思議で男の子は首をかしげてる。

「うん。見えてるけど、何??」

「はぁ!!お前が呼ぶから来たんじゃあねぇか!!」

うわっ…スゲー短気。

「あ~、ごめん。」

「で、要はなんだよ!!」

まだ、怒ってる…

「あと、何週間生きれんの??」

「口悪いなー!!お前!!斬るぞ」

うわっ、殺されるって。

「やめなよ。兄さん。」

ずっと、本を読んでた女の子が口を開いた。

「ごめんね。えぇ~と凜華ちゃんだよね?」

「うん。そう。」

さすが、死神。