最近はこのメンバーでお昼を食べる事が増えた。


正直望先輩と二人で食べる時よりも気が楽だ。


初めにみんなで食べようと提案してくれた優樹菜に感謝している。



『明日何処に行こうか?』

「望先輩は何処に行きたいですか?」

『そうだね――じゃあ、家に来る?』



ッッ!?


い、い、家!?


そんな話は出てたけど明日は急過ぎるでしょ!?



「乃愛顔が真っ赤ぁー!!」

「言わないでよっ!!」



優樹菜の言葉に余計顔が熱くなっていく。


徹先輩もニヤニヤした顔でこっち見てるし――。



『家に来るのはまた別の日にする?』

「あっ――えっとッッ」

『もしかしてお前らまだやってねぇの!?』



まだって言うけど付き合って一月そこらだから!!


てか私まだそういう経験ないんだから、付き合って早々やるとか考えられないっ!!


そう反論したかったけど、恥ずかしくて口にすることはできなかった。