「お前気絶したんだよ」 「きっ気絶って…ぁ、」 小さく呟くとさっきのことを思い出したのか、顔を真っ赤にさせた。 「麗華ちゃんが照れてる!かっわいぃ」 大袈裟に呟くと「うるっさい!」と怒られた。 「どーする?帰るか?」 もう6時だし。 立ち上がって麗華に手を差し伸べるとグッと引っ張られ麗華に抱きつく形になってしまった。 「もうちょっと一緒にいたい」