もっと早く逢えていれば良かった

すると男の人に声をかけられた。


「君、大丈夫?顔色悪いけど」


昴と同じくらいの年だと思われる人だった。



「ハァハァ…大丈夫、です……」


「いや、大丈夫じゃないでしょ。俺の知り合いに医者居るから病院行こ?」


「大丈夫、なんで……」


そう彼に言って歩き始める。



「分かった。俺暇だし一緒に付いて行くよ」


「……」


何を言っても意味がないと思ったから黙って行く。