「ねぇ聞いて?あたしも辛いの。昴と一緒。あたしだって泣きたいよ…」


「…ごめん。大人気ないな」


「いいよ。それに医者だけどまだ歳はあたしと同じくらいじゃん。まだ子供だよ?」


「ハハッそうだな」


やっと笑った。
あたしが虜になってしまう優しい笑顔。



「昴、愛してるよ」


「ん、俺も」