もっと早く逢えていれば良かった

昴の車に乗って病院に向かう。

車の中は相変わらず昴の匂いでいっぱい。
そんなこと思ってると変態みたい…。


「綾乃、降りれるか?」


「それくらい出来るよ。心配しすぎ!」


「綾乃が何時どうなってもおかしくないから危ないんだよ」


あぁ、そっか。
あたしに余命なんて無いんだから。
もうとっくに過ぎてる。

結構やるよね、あたし。



「…そうだね」