「……」


起きたらやっぱり集中治療室。



「昴っ!!」


繋がっていた管を全部外し、寝ていた昴に抱きつく。

「綾乃!?」


びっくりしてる。
でもすぐに我に返って、あたしを引き離す。


「綾乃、どうした?どっか痛いのか?」


でもそんな言葉は今のあたしには通じない。