また学校に行ける。
前は一日も学校に居られなかった。
だから今度は慎重に行こう。


「ねぇ、昴」


「何?」


「何で車椅子?」


「どうせ立ってもすぐに倒れるだろ?」


「うぅ……」


そこを突かれると否定は出来ない。
仕方なく車椅子で登校することにした。


ついでに昴は新しい患者持っちゃったから学校は行けない。




何か寂しいような……。